5Gは、今の通信速度を大幅に進化するだけでなく、膨大なデータの通信ができます。同時に多くのデバイスをネットワークに繋がることが可能です。また5Gは使われる周波数帯が28GHz帯で、3.7GHzや4.5GHzといった4Gに近い周波数ではありません。5G技術により、私たちの生活がいろんな変換をもたらすことはもちろんです。それでは、5Gでできることをいくつ挙げます。
@、4Kや8Kの超高精細な映像をスマホからもスムーズに見られる
現行の4Gを利用する場合、容量の大き動画はダウンロードに時間がかかり、高精度な4k、8k映像をスムーズに視聴することは難しいです。しかし、5Gの通信速度・通信量を大幅に向上されるので、2時間の映画を3秒でダウンロード可能になります。また、5G の場合、4K/8Kなど高精細映像も超高速に伝送することができるので、今まで、PCだけでスムーズに再生していた高精細な映像はスマホでも気軽に見られるようにななります。
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A、スマートハウスが一般になる
5Gの通信速度は4Gより早くなり、10倍以上の端末に同時接続が可能になるので、IoT社会が一気に進むと予測されています。IoT社会になると、PCやスマホといったデバイスだけではなく、家中の各種家電がセンサーによって、遠隔で自動的に連動して動くことができます。例えば、朝目覚める時間に最適な温度になるよう空調機器が動き、目覚ましのアラームが鳴るとカーテンが自動でオープンし、体調に合わせてお部屋の香りもコントロールしてくれる等、おうちのスマート化が期待されます。
補足:IoTは「Internet of Things」の略で、モノのインターネットと呼ばれるように、これまではインターネットに接続されていなかったモノが接続されることを意味します。
B、よりリアルタイムでのVR体験が可能になる
VRは社会を変えていくことが期待される技術で、注目されています。ここ1、2年VR技術は実用化されつつあります。ゲームやスマホでVRが使われることが多く、VRを体験できるお店が凄く増えてきました。ところが、今使われている4Gを使って、VRを体験する場合、わずかな遅延を感じます。それは通常のHD動画より、VRコンテンツは4〜5倍のデータ量を持つからです。従って、VRのストリーミング再生やライブ再生は、現在よりも高速なネットワーム環境が要求されます。高速通信と低遅延の5G技術を導入すると、VRスポーツ観戦でも、高精度な8k映像のVR視聴でも、遅延が少なくなり、よりリアルタイムでのVR体験を得られます。
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C、スポーツ観戦の方式を変わる
次世代通信「5G」を使って、スポーツ観戦の方式を変わることができます。例えば、AR技術を利用して、スマートグラスに選手や試合情報を投影しながらスタジアムで観戦する、VRゴーグルを使って自宅にいながら臨場感のある高画質なライブ観戦ができます。また、5Gを活用することで、高画質な3Dパノラマ映像に加えて、VR観戦用のアプリケーションというリッチコンテンツをVR空間で複数人同時にコミュニケーションをとりながら体験します。AR 、5G、 VRといった最新技術を活用し、スポーツ観戦の新たな体感価値向上を期待しましょう。
D、より安全な自動運転を実現できる
自動運転は世界中で注目されます。自動運転の実用化は高速な通信技術と離せない関係にあります。オンラインで、集中管理センターから運転制御を実行する自動運転は遅延の短さと大量データの送受信能力が求められます。5Gを導入すると、位置情報、交通情報、工事状況、周囲の状況などのデータを得られて、遅延なくネットワークで統合して判断することで、より安全な自動運転が実現できます。日本では初めて5Gを使った実証実験を行い、高精細な映像送信とこれまでよりもずっと遅延のない遠隔操作が可能となり、より高速での走行が実現したのです。
E、遠距離医療を実現できる
5Gを活かすと、医療分野にとても役立ちます。例えば、遠距離で手術を行なうなどです。遠隔医療はワイヤレス通信の遅延・バンド幅・信頼性・安全性に対する要求が極めて高いです。5G技術は広帯域・低遅延・多数接続というメリットがあるので、リアルタイムでロボットと人が連動して動き、遠隔地からの手術も可能になります。つまり、5G技術は時間と空間の制限をなくし、遠隔操作手術の可能性をもたらします。
F、そのほか
他には、5Gを使用して、ウェアラブル端末・ロボットの導入により、遠隔監視や広域監視が容易に実現でき、警備を強化することができます。震災などで人が入れないところにボロットが入り作業をしたり、人命救助にはウェアラブル端末が導入され、安全を確保することが可能です。また、5Gによって、ドローンや無人農機などを遠隔操作して農場の様子を映像で把握したり、気候などの必要な情報を統合したりして効率的に農作業を行うことができます。これらは労働力不足対策として大いに期待しています。
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