【iPhone機種変更】4つの方法でiPhoneからiPhoneに連絡先を移行・同期する

Apple公式のクラウドサービスとして、もちろんiCloudでiPhone連絡先をバックアップ＆移行することができる。iCloudは、PCがなくてもアドレス帳、写真、メール、音楽などさまざまなデータを保存（バックアップ）できる。ただし、iCloudを使うには以下の注意点がある：
・Wi-Fi環境が必要
・パソコンが要らない
・2台のiPhoneで同じiCloud IDでサインインする必要がある
・iCloudは無料で5Gバイト分のデータを利用できる
・場合によって、データ消失やエラーが発生することがある
・連絡先のプレビュー＆選択ができない
それでは、次はiCloudでiPhoneへ電話帳データ移行する方法を紹介する。

iPhoneのアドレス帳のデータをiCloudにバックアップ＆保存する
まずは、移行前の古いiPhoneで行う作業だ。「設定」アプリ内の「Wi-Fi」をタップし、Wi-Fi環境を確認しよう。接続が確認できたら、iPhoneのアドレス帳のデータをiCloudにバックアップ＆保存作業に入る。

Step1、iPhoneで「設定」　＞　アカウント名　＞　「iCloud」に入る；
Step2、「連絡先」をオンにする　＞　「現在iPhoneにある連絡先をどうしますか？」というメッセージが出たら、「結合」を選択してください。

関連記事：【iPhone・iOS11】容量不足などの原因で、iCloudバックアップできない/失敗する時の対処法

iCloudに保存したアドレス帳データを新しいiPhoneへ移行＆復元する
次に、移行先のiPhoneでの作業だ。つまり、iPhoneで連絡先を復元する。iPhoneで連絡先を復元するにかかる時間は約20分と案内されているが、ネット環境やデータ量によって所要時間は異なってくる。途中で充電が切れないよう、充電しながらの作業を推奨する。そしてこちらも、事前にWi-Fi環境、Apple IDの用意が必要だ。

Step3、ホーム画面から「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」→「iPhoneを消去（2回連続）」とタップしていく。すると、全てのデータが消去されて、iPhoneが再起動する；
Step4、再起動したら、「日本語」→「日本」とタップし、位置情報サービスのオン/オフを選択する。次に、利用するWi-Fiネットワークを選び、パスワードを入力しよう。「iCloudバックアップで復元」をタップすると、Apple IDとパスワードの入力を求められる。利用規約に同意すると、バックアップデータの復元を開始する。

ヒント：iOSのバージョンによっては、iPhone機種変更 連絡先移行するには多少手順が異なる場合があるが、概ね同様の操作になる。

iCloudのほか、もう１つのApple公式サービスiTunesを利用して、旧iPhoneからiPhone X/8に連絡先を移行することができる。ただし、注意してほしいのは、新しいiPhoneに既存のデータが上書きされる。万が一に備えて、iTunes画面左上にあるアイコン（もしくはメニューバーの「編集」）をクリックし、「設定」→「デバイス」→「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れておこう（Mac OSの場合は「iTunes」→「環境設定」をクリック）。また、この方法を利用して、iPhoneのアドレス帳を同期する場合は、パソコンが必要だ。それでは、次にiTunesを使ってiPhone連絡先移行方法を説明しましょう。すでにパソコンにiTunesがインストールされている場合は次の手順に進みましょう。

iPhoneのアドレス帳のデータをiTunesにバックアップ＆保存する
Step1、iPhoneに付属されているケーブルでiPhoneとPCを接続して、iTunesを起動する；
Step2、画面左上のアイコン（もしくはメニューバーの「ファイル」）→「デバイス」→「バックアップ」とクリックしよう。すると、iPhone連絡先をバックアップが始まる；
ヒント：バックアップしたデータは、iTunes内で確認できる。画面左上のアイコン（もしくは「編集」）から「設定」→「デバイス」と操作し、「デバイスのバックアップ」欄でデータを確認できる。

関連記事：パソコンに接続してもiTunesでiPhone認識されない場合やるべき対処法

iTunesに保存したアドレス帳データを新しいiPhoneへ移行＆復元する
次に、バックアップしたデータを移行先のiPhoneに移そう。ここでもデータ移行作業には20分以上かかるため、時間に余裕のあるときに作業したい。また、バックアップしたデータを復元する前に、まずは自動同期設定を解除する必要がある。iPhone内のデータがPC内に保存したバックアップデータを上書きしてしまうからだ。
Step3、画面左上のアイコンをクリックし、「設定」→「デバイス」と選び、「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れる（Macの場合は、「iTunes」→「環境設定」をクリック）；
Step4、iPhoneを付属のケーブルでiPhoneとPCを接続する；
Step5、すると、「新しいiPhoneへようこそ」という画面とともに、「このバックアップから復元」という項目が表示されるので、チェックを入れて、iPhone 8で連絡先を復元しはじまる。
これで新しいiPhone 8に連絡先を移行は完了だ。なお、iTunesのバージョンやPCのOSなどで操作画面が多少変わってくるので、注意してほしい。

第一歩：古いiPhoneの連絡先をバックアップ（下図�@）

Step1、「DearMob iPhoneマネージャー」をパソコンにダウンロード ＞　まずは、USBケーブルで古いiPhoneをパソコンに接続する；
Step2、起動して、主界面での「連絡先」ボタンをクリックしてデータ個別管理画面に入る。出てきた画面の左側で、古いiPhoneに保存している連絡先一覧が表示される；
Step3、移行したい連絡先をプレビュー＆選択　＞　右上の「エクスポート」ボタンをクリックして、VCF,PDF,TXT,HTMLなどの形式で、古いiPhoneの連絡先をパソコンに保存した；
ヒント：
�@、形式を選択しない場合、自動的にVCF形式で保存された；
�A、一目瞭然的に探せるために、フォルダの名前を”私のiPhoneの連絡先”などで命名したほうがいいと思う。

第二歩：バックアップしたiPhoneの連絡先を新しいiPhoneに移行する（下図�A）

Step1、DearMob iPhoneマネージャーを起動して、主界面での「連絡先」ボタンを押して、連絡先管理画面に入る；
Step2、上のメニューバーでの「インポート」ボタンをクリックして、先バックアップしたiPhoneの連絡先のフォルダを選択して、「開く」をクリック；
Step3、すると、古いiPhoneからiPhoneに連絡先を移行し始まる。できたら、右下の「同期」ボタンをクリックしてください。

これで、DearMob iPhoneマネージャーで、機種変更する場合、古いiPhoneからiPhoneに連絡先を移行することができたのだ。

GmailでiPhone連絡先移行方法はiCloudの場合とほぼ変わらないが、設定画面から少し設定するだけだ。
1つだけ必要なものがある：Googleアカウント（Gmailアカウント）が必要になる。そのため、Googleアカウントをお持ちでない方はあらかじめアカウントを作成しておいてください。Googleアカウントは無料で作れて、無料で利用できる。
それでは、Gmailアカウントを用いてiPhone連絡先移行方法を紹介する。図は下のとおりだ。

Step1、赤枠で囲まれたアカウントを選択する；
Step2、赤枠で囲まれたアカウントを選択する；
Step 3、GmailアカウントをiPhoneに登録していない場合、赤枠で囲まれたアカウントを追加を選択する；
Step4、赤枠で囲まれたGoogleを選択し、あらかじめ用意しておいたGmailアカウントでログインしてください；
Step5、すでにGmailアカウントをiPhoneに登録済みの方は、赤枠で囲まれたGmailを選択；
Step6、赤枠で囲まれた連絡先のスイッチが緑色になっていることを確認してください；

いかがでしょうか？上記はiPhoneからiPhoneに連絡先を移行するために、4つの方法を紹介した。１つの方法を覚えて、iPhoneへ機種変更する時、活用してください。また、AndroidからiPhoneへ機種変更する場合、AndroidからiPhoneに連絡先を移行する方法をご参考ください。
連絡先以外に、例えば、音楽とか写真などのデータをバックアップ＆移行したい場合、ぜひおすすめしたソフト「DearMob iPhoneマネージャー」を使って見てください。