【最新】CDの音楽をスマホに取り込む2つの方法|パソコンあり・なし両対応で解説!

ストリーミングサービスの普及により、私たちはいつでもどこでも手軽に音楽を楽しめるようになりました。それでも、高音質な音楽をじっくり味わいたい人や、コレクションしたい人にとっては、CDは今でも魅力的なメディアです。
そして時には、「CDの音楽をスマホでも聴きたい」と思うことがありますよね。たとえば、配信サービスでは手に入らない曲がある場合や、すでに持っているCDをもっと活用したいときなどに、CD音源をスマホに取り込むのがとても便利です。
この記事では、CDに収録された音楽をスマホに取り込んで再生する方法を、パソコンを使う場合・使わない場合の両方からわかりやすくご紹介します。「機械はちょっと苦手…」という方でもできるように丁寧に解説しますので、ぜひお気軽に読み進めてくださいね。
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「DearMob iPhoneマネージャー」とは、iTunesよりもシンプルで操作も非常に簡単、機能も豊富に揃ったiOSデータ管理ソフトです。面倒な設定を一切なく、初心者でも快適にパソコンから音楽や写真、動画、電子書籍、ボイスメモ、アプリなどをiOSデバイスに転送することができます。
CDの音楽をスマホに取り込む方法はこの2つ!
CDの音楽をスマホに取り込む方法は、大きく分けて以下の2通りです
- 方法@:PCを使って取り込む方法
- CDをパソコンでリッピング(音楽ファイルに変換)し、その後スマホに転送する方法です。リッピングソフトを活用することで、音質やファイル形式、ビットレートなどを細かく調整できるのが魅力です。大量のCDをまとめて取り込むのにも向いています。
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メリット
🗸 高音質・自由な形式で保存可能(MP3、AAC、FLACなど)
🗸 ファイル管理がしやすい(曲名やジャケット画像の編集も可)
🗸 すでにPCを持っていれば追加コスト不要
🗸 複数枚のCDを一括で取り込める -
デメリット
🗴 CDドライブがないPCの場合、外付けドライブが必要
🗴 取り込んだ後のスマホへの転送作業が手間に感じる人も
- 方法A:専用機器でスマホに直接取り込む方法(PC不要)
- スマホ用CDレコーダーなどの機器とスマホを接続し、専用アプリで直接CDからスマホへ取り込む方法です。PCを使わないので操作がシンプルです。曲情報の自動取得や管理ができるため、初心者にも使いやすいです。
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メリット
🗸 PC不要で手軽に取り込み可能
🗸 スマホで完結できるので初心者向き
🗸 Wi-Fi接続タイプもあり、ケーブル不要の場合も -
デメリット
🗴 スマホ用CDレコーダーの購入が必要(10,000円前後〜)
🗴 専用アプリのみでCD音楽を再生できる
🗴 保存形式や画質が制限される場合も
方法@と方法Aはそれぞれ一長一短があり、どちらが絶対に優れているというわけではありません。どちらの方法が自分に合っているかは、目的や予算、使いやすさの好みによって異なります。
このあと、それぞれの方法について詳しい手順をわかりやすく解説していきます。
方法@:パソコンを使ってCDを取り込み、スマホに転送する

まずは、パソコンを使ってCDの音楽をスマホに取り込む方法を紹介します。おうちのパソコンにCDドライブが付いていれば、この方法がいちばん手っ取り早いです。
✅ 用意するもの
- ・CDドライブ搭載のパソコン(または外付けドライブ)
- ・CDリッピングソフト
- ・スマホと接続するUSBケーブル
✅ 操作手順
- 1CDをパソコンで読み込む
- CDをパソコンのドライブに挿入し、CDリッピングソフトを使って音楽ファイルを取り込みましょう。
- ここでいう「取り込み」とは、CDに収録された楽曲を、MP3などの再生しやすい形式に変換してパソコンに保存する作業のことです。
- おすすめのリッピングソフト:
- Windows Media Player(Windowsに標準搭載)
- iTunes(Windowsや古いmacOSで利用可)
- ミュージックアプリ(macOS Catalina以降標準搭載)
- fre:ac / VLC media playerなど(無料・WindowsとMac両対応のサードパーティー製)
- >>【Windows 11 CD取り込み】CDをWindows 11パソコンに取り込んで再生&保存する方法
>>【初心者講座】MacBookにCDを取り込む方法とCD取り込みフォーマットの選択 - 2音楽ファイルをスマホへ転送
- 続いて、パソコンでCDから取り込んだ音楽ファイルをスマホに転送します。
- パソコンとスマホをUSBケーブルで接続:
- iPhoneの場合は、iTunesやミュージックアプリを開き、接続されたiPhoneを選択して「ミュージックを同期」にチェックを入れます。必要なプレイリストやアルバムを選んで転送可能です。
- Androidスマホの場合、USB接続時に「ファイル転送」を選択し、パソコン側で表示されたスマホの「Music」フォルダに音楽ファイルをコピーすれば完了です。
- より快適に転送したい方に:DearMob iPhoneマネージャーという専用転送ソフトを使えば、簡単でiPhoneに音楽を転送できます。初心者にも使いやすく、ファイル管理もラクラクです。
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DearMob iPhoneマネージャー:これ一本でパソコンのデータをスマホに快適に共有・移行できる
√ 音楽をiPhone、iPad、iPodなどのiOSデバイスとPC/Mac間で転送可能。;
√ iOSデバイスが対応不可のWMA/WAVなどを自動的にMP3/AACに変換;
√ 超高速を提供し、一般的なソフトと比べて大幅なスピードアップを実現;
√ 音楽だけでなく、動画、写真、連絡先、アプリなども簡単に転送できる - USBが使えない場合、Google Drive、Dropbox、iCloud Driveなどのクラウドストレージを使って、音楽ファイルをアップロード&スマホ側でダウンロードする方法もいい選択肢です。
- 3スマホで音楽を再生・確認
- 転送が完了したら、スマホで音楽ファイルを確認しましょう。
- iPhoneなら「ミュージック」アプリに自動で追加されているはずです。Androidスマホなら、お使いの音楽再生アプリで再生して確認できます。
方法A:CDレコーダーでCDを直接スマホに取り込む(PC不要)
パソコンを使わなくても、CDをスマホに直接取り込む方法があります。必要なのは「スマホ用CDレコーダー」と呼ばれる専用機器です。
CDレコーダーは、CD-R/RWドライブを内蔵しており、パソコンを介さずにスマホへCDの音楽を取り込むことができます。専用アプリと連携して操作するため、iPhoneやAndroidで簡単にCDの音楽を再生できるのが特徴です。
✅ 用意するもの

ラクレコ+ |
CDレコ |
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販売元 |
BUFFALO(バッファロー) |
I-O DATA(アイ・オー・データ) |
接続方法 |
Wi-Fi / USB(モデルにより異なる) |
Wi-Fi / USB(モデルにより異なる) |
対応OS |
iOS・Android・Fire OS・ウォークマン |
iOS・Android・ウォークマン |
専用アプリ |
「ラクレコ+」、「DVDプレーヤー for ラクレコ+」 |
CDレコミュージック |
料金(目安) |
約13,000円 |
約13,000円 |
メリット |
・取り込んだ後で楽曲情報やジャケット画像を編集可能; |
・曲名やジャケット写真は自動で取得; |
デメリット |
※取り込んだ音楽は「ラクレコ+」アプリでのみ再生可能 |
※外付けCDドライブとしての使用はできない;iOSの場合、取り込んだ音楽は専用アプリでのみ再生可能 |
✅ 操作手順
- 1CDレコをスマホと接続
- CDレコーダーの電源を入れ、スマホとWi-Fiで接続するか、USBケーブルで直接接続します。
- 2専用アプリを起動
- BUFFALO製「ラクレコ」やI-O DATA製「CDレコ」など、それぞれの機器専用のアプリをインストールして起動します。
- アプリの初回起動時には、アクセス権限や接続確認が表示される場合があります。
- 3CDを挿入して取り込み開始
- CDレコーダーにCDを挿入すると、アプリ上に曲情報が表示されます。曲名やアルバム名が自動で取得され、必要に応じて編集も可能です。
- 「取り込み」ボタンをタップすると、スマホ内へ音楽ファイルが保存されます。
なぜ今でもCDをスマホに取り込む必要があるのか?その理由は
スマホで音楽を楽しむ方法は今や多様ですが、CDから楽曲を取り込むことで、その音楽体験はさらに広がります。たとえば、Apple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスでは配信されていない限定版のアルバムや昔の名盤も、CDでなら手に入ります。
また、CDから取り込んだ音楽はオフラインで聴けるため、Wi-Fiのない場所や出張・旅行先でも気兼ねなく楽しめます。とくに通勤・通学中の音楽再生や、機内モード中の再生にはぴったりです。
さらに、CD音源はビットレートが高く、ストリーミングよりも音質が優れている場合が多いのも魅力。お気に入りのアーティストの声や演奏を、よりクリアな音で味わうことができます。
最後:CDをスマホに取り込むときによくある質問(FAQ)
ここからは、CDをスマホに取り込む際によくある疑問や気になるポイントについて、わかりやすくお答えしていきます。
- Q1どの取り込み方法がいい?
- 👉 CDの音楽をスマホに取り込む方法は、「PCを使う方法」と「PC不要のCDレコーダーを使う方法」の2種類があります。とにかく手軽に取り込みたいならCDレコーダー、カスタマイズ性や音質重視ならPCリッピングを選びましょう。
- Q2CD取り込みでおすすめの形式は?
- 👉 多くの機器やアプリで再生できる汎用性の高さを求めるならMP3がおすすめです。ファイルサイズも比較的小さく、保存容量を節約したい場合にも便利です。一方、iPhoneユーザーやApple製品中心で使う場合はAACのほうが音質と圧縮効率のバランスに優れていると言われています。
- Q3取り込んだ音楽の著作権は大丈夫?
- 👉 自分で購入したCDを私的利用の範囲であれば問題ありません。 ただし、取り込んだ音楽ファイルを第三者に配布したり、SNS・動画投稿サイトにアップロードする行為は著作権侵害になる恐れがありますので、あくまで個人利用にとどめましょう。
- Q4スマホで再生できない場合は?
- 👉 対応していないファイル形式や転送ミスの可能性があります。別の再生アプリを試すか、専用の転送ソフト(例:DearMob iPhoneマネージャー)を使って再転送するのが効果的です。