無料!Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」がiPhoneと同期できない時の対処法

Windows11のスマホ同期がiPhoneと同期できない

お使いのパソコンとスマホ(iPhone・Android)をリンクさせ、最近撮影した写真・スクリーンショットをPCで閲覧・利用したり、PCからスマホ(iPhone・Android)のテキストメッセージを閲覧・送信できる「Windowsにリンク(スマホ同期)」。

  • マイクロソフトは3月31日(米国時間)、iOS・Android搭載スマホをWindowsのPCと連携させるアプリ「スマホ同期(Your Phone)」を「Windowsにリンク(Phone Link)」に改称すると発表しました。

お使いのパソコンとスマホ(iPhone・Android)を接続するだけでスマホ(iPhone・Android)内の写真・画像・テキストメッセージ・通知・メール・連絡先・カレンダーなどをパソコン上で閲覧し、ドラッグ&ドロップするだけでPCに取り込んで、テキストメッセージをパソコンから入力することもできてたいへん便利です。

iPhone・Android両方対応と言われますが、写真・画像へのアクセスやテキストメッセージの閲覧・送信などの連携機能をサポートしているのは現在のところAndroidだけですが、「Windowsにリンク(スマホ同期)」でWindows11とiPhoneを同期した時、「リンクの共有」のみ使用できます。将来的には他の同期機能がiPhoneにも対応する予定です。

  • 「リンクの共有」とは、iPhoneのMicrosoft Edgeアプリ(マイクロソフトにより開発されているウェブブラウザ)で開いているウェブページをWindows11のMicrosoft Edgeで引き継いで表示させる連携機能です。

Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」がiPhoneと同期できない原因が分かった後、正しく同期できるように対処する方法を紹介していきます。

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Windows11の「Windowsにリンク」がiPhoneと同期できない時の対処法

Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」がiPhoneと同期できないというようなことは現時点では事実です。そのようなときはどうすればいいでしょうか。機能Windowsにリンク(スマホ同期)がiPhoneへの対応を待てばいいと考える人もいれば、他の同期ツールを利用すればいいと考える人もいるかもしれません。

対処方法としては、「機能Windowsにリンク(スマホ同期)がiPhoneへの対応を待つ」「Windows用iCloud」「DearMob iPhoneマネージャー」というツールを活用するのが望ましいでしょう。

以下では、具体的にどうすれば良いのかを解説していきます。

❶、機能Windowsにリンク(スマホ同期)がiPhoneへの対応を待つ

現時点では機能Windowsにリンク(スマホ同期)を使用できるデバイスは主にAndroid端末です。その中では主にSurface Duoデバイス、一部のSamsungデバイス(一部の市場)、HONORスマートフォンで使用できます。

今までiPhoneへの対応はできますが、Android端末とは違い、Windowsにリンクを利用してiPhoneと連携した時、「リンクの共有」のみ使用できます。写真・画像・テキストメッセージ・通知・メール・連絡先・カレンダーなどのデータの共有は不可能です。

だから、iOS端末をお持ちの方にとっては、Windowsにリンク(スマホ同期)機能は無用のものです。

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「Windowsにリンク(スマホ同期)」機能の現状を確認した後、次はWindows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」の代わりになれるツールを利用することを考えましょう。

おすすめのツールそれぞれにはメリット・デメリットがあり、使用用途に合わせて選択してください。

❷、無料!「Windowsにリンク」の代わりになれるソフト:Windows用iCloud

ご存知の通り、Windows用iCloudを活用すれば、写真・画像・ビデオ・メール・カレンダー・ファイル・書類・ブックマークなどの重要なデータ情報をiPhoneでもWindows11搭載のパソコンでもすぐに確認することができます。

ただし、Windows用iCloudを利用するには、WindowsパソコンまたはMicrosoft Surfaceを最新バージョンのWindows11以降にアップデートする必要があります。しかも、Apple IDとパスワードをお手元にご用意ください。

【ダウンロード先】https://apps.microsoft.com/store/detail/icloud/9PKTQ5699M62?hl=ja-jp&gl=JP

    【メリット】

  • ・Appleのクラウドサービスなので、インターネット環境があればWindowsとiPhoneと連携できます。
  • ・写真・ビデオ・メール・カレンダー・ファイルなどの情報をiPhoneとWindows11搭載のパソコンで同期できます。
  • ・iCloudフォトライブラリーからパソコンにダウンロードしておけば、iPhone(Cloud)から削除しても大丈夫です。

    【デメリット】

  • ・完全無料ですが、無料で使えるストレージ容量は最大5GBまでです。
  • Windows用iCloudをダウンロードしてインストールします。インストールが完了した後、起動します。

  • Windows用iCloudをダウンロード・インストールする
    Windows用iCloudをダウンロード・インストールする
  • iCloudコントロールパネルが起動して、iPhoneのiCloudに入力したApple IDとパスワードと同じように正しく入力して、iCloudにサインインします。

  • iCloudにサインインする
    iCloudにサインインする
  • 「診断情報をAppleに送信しますか?」といった画面が出てきて、使用用途に合わせて設定してください。

  • 診断情報をAppleに送信する
    診断情報をAppleに送信する
  • Windows用iCloudの設定画面が表示され、同期したいメディア(iCloud Drive/写真/メール・連絡先・カレンダー・およびタスク/ブックマーク/パスワード)にチェックを入れてください。右部の「オプション」ボタンをクリックして、同期先を指定します。

    例えば、こちらは「iCloud Drive」と「写真」にチェックを入れて、「オプション」をクリックして、「新しい写真およびビデオを自分のPCにダウンロード」にチェックを入れます。

  • Windows用iCloudでiPhoneとWindows11を同期する
    Windows用iCloudでiPhoneとWindows11を同期する
  • 確認した後、「適用」ボタンをクリックして、エクスプローラーを開いて、「iCloud Drive」と「写真」というフォルダができているのが確認できます。

    iPhoneのファイルAppを起動して、「iCloud Drive」を開いて、先ほどWindows11のパソコンで作成したフォルダができていることが分かります。

  • iTunesでiPhoneとWindows11を同期する方法
    Windows用iCloudでiPhoneとWindows11を同期する
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❸、無料!「Windowsにリンク」の代わりになれるソフト:DearMob iPhoneマネージャー

DearMob iPhoneマネージャーは、誰でも簡単にiPhoneのバックアップやデータ管理をできるソフトウェアです。これ一つで、iPhoneのデータ(写真・音楽・ビデオ・ファイル・連絡先・Podcast・電子書籍・音声・アプリ・メッセージ・カレンダー・ブックマーク)をWindows11搭載のパソコンへ簡単・安全・素早くバックアップ・復元・転送・管理できます。

無料版が提供されていて、まずは試してみてください。最新のWindows11に対応していて、暗号化技術を内蔵していて、より安全・お手軽に作業を進められます。

【ダウンロード先】https://www.5kplayer.com/iphone-manager-jp/index.htm

    【メリット】

  • ・インターネット環境はなくてもiPhoneにデータをバックアップしたりすることが可能です。
  • ・機能が非常に豊富で、扱えるデータの種類が多く、iTunesの完璧な代替品と言っても過言ではありません。
  • ・デザインが直感的で分かりやすく、作業速度も素早くて、初心者でも簡単に操作できます。
  • ・最新のWindows11に対応するだけでなく、macOSでも動作できます。

    【デメリット】

  • ・無料版が提供されています。移行・同期・転送できるデータ容量に制限はありませんが、回数には制限があります。
  • DearMob iPhoneマネージャーの公式サイトにアクセスして、最新版をダウンロードしてインストールします。後は、DearMob iPhoneマネージャーを起動します。

  • 手元のiPhoneをUSBケーブルでパソコン(Windows11)と接続して、左上部に同期しているiPhoneの情報が表示されます。それと同時に、iPhone本体の画面で接続確認のロック番号の認証が求められます。iPhone側では「信頼」をタップして、ロックを解除できます。

  • iPhoneでこのWindows11のパソコンを信頼する
    iPhoneでこのWindows11のパソコンを信頼する
  • DearMob iPhoneマネージャーのホーム画面では「写真転送」「音楽管理」「ビデオ」「バックアップ」「ファイル」「電子書籍」「USBメモリー」「音声」「Podcast」「カレンダー」「アプリ」「ブックマーク」「メッセージ」「連絡先」「DRM解除」といった項目が並べ替えて、同期したい項目をクリックして、Windows11搭載のパソコンとiPhoneの間でデータを同期・転送・移行できます。

  • Windows11搭載のパソコンとiPhoneの間でデータを同期する
    Windows11搭載のパソコンとiPhoneの間でデータを同期する
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まとめ

ここでは、Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」がiPhoneと同期できない時の対処法について紹介しました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ❶、Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」がiPhoneへの対応を待つ
  • ❷、Windows11の「Windowsにリンク(スマホ同期)」の代わりになれるツールをお試し
  • ㋐、Windows用iCloud(インターネット環境が必要)
  • ㋑、DearMob iPhoneマネージャー(インターネット環境が不要)

本文で紹介した対処方法を参考に、使用用途に合わせてためしてみてください。

この記事を書いた人:鈴木玲子

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